ストライクウィッチーズ 第一撃

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欧州派遣艦隊のうちの駆逐艦の船室
ブリタニアへの転属を命じられた○○が乗り込んで扶桑を出港していた。
○○「いくら艦隊を組んでいても…大丈夫かな…?」
扶桑皇国の航空母艦、赤城を中心とした艦隊でブリタニアへと向かうのだが、その海路はネウロイが出現するかもしれないという危険が伴う。
その艦隊の編成は赤城と陽炎型駆逐艦6隻の計7隻である。
しかしながらネウロイに対する戦力としては不十分だった。
ネウロイに対する決定的な戦力は今、赤城に乗っているらしい。
○○「坂本少佐か…」
自分の任命書のを見ると確かに坂本少佐という名前が副隊長の欄に書いてある。
先程聞いた話によるとその人は赤城でブリタニアに向かうらしい。
○○「でも”美緒”って絶対女の名前だよな~」
??「もちろん女だぞ?」
○○「うわぁっ!! だ、誰!?」
夏目「お前な…これからお世話になる上官に向かって何てことを言ってるんだ?」
○○「じょ、上官!?」
夏目「そうだ!第501統合戦闘航空団所属、技術部少佐の夏目という」
15歳以下に見える小さな体なのであるが、軍服の襟章を見たところ確かに少佐というのは正しいようだ。
○○「失礼しました少佐!」
夏目「この船に乗ってるという事はお前もブリタニア行きか?」
○○「はい ところでこの坂本少佐という人は…?」
夏目「確かに女だぞ?ストライクウィッチーズを知らないのか?」
○○「ストラ…何ですって?」
夏目「ストライクウィッチーズ!まったく…こんなやつがブリタニアに派遣って大丈夫なのか?」
○○がこれから向かう先のことをまったく知らないようなので夏目はあきれている様子だ。
夏目「じゃあこれでも読んどけ」
そう言うと一冊の本を取り出して○○に手渡す。
その本の表紙には大きい文字で『ストライクウィッチーズの全て』と書いてある。
○○「何ですかこれ?」
相当分厚い本で、両手にズッシリと重みが伝わる。
とりあえず数ページめくってみるとそこには”隊長ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ”という名前とともに結構な美人の外国人の写真が貼ってあった。
夏目「ああ、隊員の各人情報だそれぞれの名前と写真、あとは…さすがにスリーサイズまでは載ってないがな」
○○「スリーサイズって、何を言ってるんですか!不謹慎です!」
(でも知りたいかな…)
夏目「それを読んで部隊の事を勉強しとけ。向こうに行ってから『あなた誰?』ってことになっても困るからな」
そう言いながら夏目は一人船室の外へと出て行った。
○○「あの人本当に軍人なのか…?」
横須賀を出てからそう長く立たないうちに早くも頼もしい(?)上官と出会った○○であった。

 

 

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